診療内容

外耳道真菌症

外耳道真菌症とは?

もともと体に常在してるカビ(真菌)が、ご自身の免疫が落ちた時に外耳に感染する病気です。「耳の中にカビがはえる」というと、驚く方が多いですが、耳鼻咽喉科では珍しくない病気です。
カビ(真菌)の感染と言えば「水虫」がよく知られていると思いますが、耳の中も同様の感染が起こります。耳の中はカビ(真菌)が発育しやすい湿った環境なので、完治するまで時間がかかることがあります。

外耳道真菌症の症状

強いかゆみが特徴で、菌が繁殖して塊となって広がり、鼓膜をおおってしまうと、耳がふさがった感じや難聴、耳だれが出るといった症状が現れます。

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外耳道真菌症の治療

再発しやすい病気のため、できるだけ早期に治癒するためにこまめに通院していただく場合がございます。(例:週に2、3回)
クリニックでは、外耳道を清掃し、消毒薬や抗真菌薬を患部に塗ります。ご自宅では、感染を抑える為に点耳薬などをしていただきます。

ご自宅で気を付けていただきたいこと

耳掃除をし過ぎたり、硬いもので耳掃除をして外耳を傷つけてしまうと、外耳道真菌症になりやすくなってしまいます。耳掃除は月に1、2回程で大丈夫です。