診療内容

鼻腔異物

鼻の中に何か入ってしまったら?

小さいお子さんは、鼻の中に異物を入れてしまうことがあります。おもちゃの部品、豆、ビーズ、消しゴム、電池、・・・など、異物はさまざまです。

異物によっては感染症や鼻の中を傷つけてしまう可能性があるため、すぐに耳鼻咽喉科を受診しましょう。鼻とのどはつながっているので、鼻からのどへ異物が落ちてしまうと危険な場合もあります。

鼻腔異物の症状は?

鼻に異物が入ると下記のような症状が現れることがあります。

片方の鼻づまり

鼻をかんでも鼻づまりが解消されない

鼻水がたくさん出る

耳鼻咽喉科で行う異物の除去

耳鼻咽喉科には、耳・鼻・のどの細くて暗い部分を観察する専用の機器があります。

状況に合わせてファイバースコープやレントゲン、CTで異物の形・位置を確認します。

子どもは鼻にものを入れてしまうもの

周囲の大人が「子供は鼻にものをいれてしまうもの」と気にかけることが鼻腔異物の予防になります。床や机の上に鼻に入りそうなものがないように気を付けましょう。特に電池類は子どもの手に届かない、目に入らない場所に保管しておきましょう。