診療内容

慢性副鼻腔炎(蓄膿症)

慢性副鼻腔炎(蓄膿症)とは?

急性副鼻腔炎との違いは、3か月以上症状が続いているかになります。

慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の症状

鼻づまり
鼻水
のどに鼻水がまわる(後鼻漏)
原因不明だった咳
匂いがしない
頭痛
目や頬の痛み・重み
など

慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の診断

症状をお聞きし、画像診断(レントゲン、CT)や内視鏡検査(ファイバースコープ)で炎症の場所や範囲、進行度合いを確認します。
病変の部位、程度、骨構造を的確に診断するにはCTスキャンが最適です。当院では、副鼻腔炎と疑わしい場合は、CTを撮影して確かめることも可能です。

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慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の治療

鼻水や膿の吸引
鼻と副鼻腔に溜まった鼻水を専用の器具で吸引し、きれいにします。

 

内服治療
マクロライド系という抗生物質を通常量の半分程度と痰切りのお薬を約3か月投与します。
治療の効果は7~8割は改善が見込まれますが、アレルギーが強い方、鼻内に鼻茸(ポリープ)がある方、好酸球性副鼻腔炎などの方々は効果が不十分であることが多いです。

 

手術
内服治療を行っても改善がない場合には手術治療を提案いたします。
連携のある総合病院や大学病院へご紹介させていただきます。